クラシック音楽などで使われる「Animato(アニマート)」は、速度記号の中の1つです。イタリア語で元気に、活き活きとという意味の言葉になります。
楽曲のイメージを表現するための曲想記号としても使われます。
アニマートの語源は、イタリア語の「animato」です。
和訳すると「躍動的、躍動感のある」という意味になります。
そこから、元気にテンポよく演奏するための用語として使われるようになりました。
同様の意味の曲想記号として挙がることの多い「con anima(コン・アニマ)」は、animato(アニマート)とは別ものです。
「anima(アニマ)」は魂や物事の中心にあるものを指し、「con anima(コン・アニマ)」は「魂(心)をこめて」という意味です。
スペルだけを見れば「anima」と「animato」はよく似ていますが、ニュアンスは異なるのです。